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制作会社の選び方

個人的なホームページを作成するなら、市販のソフトを使って、それなりのホームページを作成することは可能でしょうが、もしビジネスとして戦略的にホームページを考えているのなら、デザイン性や機能性、そしてSEO対策を初めとする重要な集客力において物足りなさを感じるかもしれません。そこで多くの場合、ホームページ制作会社にホームページの製作を依頼することになります。その技術やノウハウにおいては、やはり素人の手作りとは一線を画す仕上がりとなり、満足度も大きいことでしょう。

 

ところが、せっかく多額の費用をかけてお洒落なホームページを製作してもらったのに、1ヶ月、2ヶ月経っても一向にそのホームページが結果を生んでくれないこともあるようです。どうしてこういうことが起こるのかと言いますと、その原因の一つとして、ホームページのデザイナーはデザインのプロであっても、商売のプロではないということがあげられます。また、営業担当がお客さんのニーズや要望を聞き、現場の責任者に引き継ぎます。その責任者はさらに担当デザイナーに指示するという形で、お客さんのニーズやイメージが作り手に伝わりきっていないということも考えられます。

 

ホームページ製作会社は数え切れないほどあります。大規模大手サイト専門のホームページ作成会社もあれば、個人事業専門のホームページ制作会社もあります。また美容やエステ系に強い会社もあれば、製造業関連やECサイト専門という会社もあるかもしれません。中身が違えば自ずとコストも違ってくるでしょう。ホームページ会社はどこでも同じではないということです。そこで、後悔しないように、ホームページ制作会社を選ぶ際のポイントや注意点について考えてみましょう。

 

 

【選ぶポイント】

 

 

① その制作会社のホームページが魅力的か

 

まず、その会社自身のホームページをチェックしてみましょう。ホームページ制作会社にとって、自社のホームページは会社のまさに「顔」です。この顔をみれば、どんなホームページを制作する会社なのかすぐに分かることでしょう。

 

中には、お客様のホームページはしっかり作るのに、自社のホームページつくりまで手が回らなくて、見栄えしないホームページの会社も結構あるようです。しかし依頼する側からすると、その会社のホームページのクオリティが、そのままその会社の技術力や表現力として理解しますでしょうから、本末転倒になってしましす。また、ビジュアルデザインやコンセプトは当然ながら、必要な情報、専門的な情報をどれほど提供しているかもしっかりチェックしてみると、その会社の技術力が見えてくると思います。

 

さらに、その会社が過去に作ったお客さんのホームページにもアクセスしてみることも大切です。多くの場合、制作会社のサイトには、過去の制作事例が掲載されていますから、そこにアクセスしてみて、「どんなデザインのホームページを制作するのか」をチェックしてみると良いでしょう。いくつかのホームページを見てみて、自分が作りたいホームページのイメージに近いかどうかが判断できると思います。

 

 

② ホームページはわかりやすいか

 

①とも関連していますが、その会社のホームページにアクセスした時に、会社のサービス内容や、仕事の進め方、あるいは価格や連絡先など、知りたい情報がわかりやすく整理されていて、簡単にアクセスできるかどうかチェックしてみましょう。

 

つまりそれは、アクセスする人の立場に立って作られたホームページになっているかどうかということで、もしその会社のホームページが、分かりにくい、使いにくいホームページだったとしたら、その会社を選ぶのはやめた方が賢明かもしれません。自社のホームページが使いにくい会社が、あなたのホームページだけは良いものを作ってくれるとは考えにくいからです。この場合、自分の直感を信じるのも手です。数ある同業種のホームページにアクセスする場合、ぱっと見た第一印象で、訪問者が足を止めてくれることもあれば、その逆もあるわけです。ぱっと見て「この会社のホームページは分かりやすいな」、「ここの会社が作ったサイトは感じが良いな」といった感じは直感に近いものがあると思います。「この会社のホームページは、何が言いたいのか分からない」と思った会社は、いくら内容が濃く専門的であったとしても、やめておいた方が無難でしょう。

 

 

③ 質問の回答が分かりやすいか

 

打ち合せをしていると、専門用語も多いので、いろいろとわからないことが出てくると思います。そういった際に、分かりやすく説明をしてくれるかというのは大切なポイントです。ホームページは出来上がればそれで終わりというわけではありません。その後も維持管理していかなければなりません。したがって、完成後にもいろいろとわからないことが出てくることと思います。しかし、質問しても「あ~それはそういうものなんですよ」的にあしらうような業者は要注意です。

 

また、たとえ優れたデザインのホームページを製作できる会社でも、連絡が取れなかったり、納期が延び延びになってしまうなど、信頼性に欠ける会社も気をつけたほうが良いかもしれません。発注を検討する前に、電話やメールで問い合わせてみて、すぐにレスポンスがあるか? 緊急時でもしっかり連絡が取れる製作体制になっているか? 直接顔を見て打ち合わせをできるのか?さらには、製作についての質問や疑問点に、こちらが理解できるように丁寧に答えてくれるかチェックしましょう。

 

 

④ 集客や問い合わせ数増大の提案があるか

 

そもそもホームページというものは作ることが目的なのではなく、見てもらい、何らかのアクションを起してもらうことが最終目的ではないかと思います。したがって、集客力を上げるためにどうしたら良いかという提案をきちんとしてくれる業者を選ぶことが重要です。

 

初めから、「デザインはどうしましょうか?」とか「フラッシュを入れたほうが見栄えが良いですよ」といった見た目だけの打ち合せをしてくる業者は要注意です。見栄えのあるデザインが一番大切なのではなく、そのデザインに集客効果が期待できるかが大切なのです。

 

たとえば、SEO対策を熟知しているかどうかというのも大きなポイントです。SEOとは、ヤフーやグーグルなどのサーチエンジンの検索したとき、上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫することを言います。この表示順位が上にある方が当然検索エンジン利用者の目につきやすく、訪問者も増えることになります。したがってSEO対策はホームページの集客力をあげるためには非常に大切なことのです。

 

 

⑤ 企業サイトの運営ノウハウがあるかどうか

 

ホームページ製作会社の多くは、デザインや製作技術などに関しては、それほど大きな差はなく、一定の水準を持っていると思います。しかしお客様のサイトに何が必要で、どのようなプロモーションをすれば売上げアップに繋がるかという、企業の売り上げに直結させるためのノウハウを持っているかということに関しては、少なからず差があるようです。

 

たとえば、企業ビジネスをよく理解しているホームページ製作会社ということになると、その多くは広告代理店やコンサル専門の会社で、コスト的には割高になるようです。もしコストを安くおさえたいということであれば、実際に企業サイトを運営し、結果を出している製作会社を地道に探すのが得策かと思います。

 

 

⑥ 価格は適正でかつ見積の説明が分かりやすいか

 

複数の業者に見積もり依頼をすると、様々な見積もりがきます。たとえば、A50万円・B100万円・C150万円という具合に、どれが適正価格なのかわからなくなるような差が出てしまうことも少なくありません。そこでまずは、見積もりの内訳や詳細を聞いてみましょう。ホームページにかかる製作費とその内訳をきちんと説明できる会社は比較的良い製作会社と言えます。

 

見積もりの違いは、基本的にページ内容や組み込まれる機能などの仕様の違いにあると思われますので、どういう仕様なのかを確認し、分からないところは業者に確認して納得するようにしましょう。また、A社にB社の仕様で見積ってもらうとどうなるか依頼することも一つです。

 

また、安すぎる制作会社は要注意かもしれません。思っていたよりデザインが雑だったり、契約後、細かな融通が利かなかったり、あるいはアフターフォローがほとんど無いような場合もあるようですので、内情をしっかり確認しましょう。

 

 

⑦ 制作後のサポートはしっかりしているか

 

アフターフォローは非常に大切です。あとからトラブルが発生したり、修正の必要が出てきたりすることも考えられます。ですので制作した後も運営のアドバイスや修正・運営支援などのアフターフォローがしっかりしている会社に制作は依頼すべきです。制作後のサポートについて、どのようなことをしてくれるのか、料金はどういう体系なのかをしっかり確認しておきましょう。

 

 

⑧ システム構築についての説明は十分か

 

会員管理システムや予約システムなど、ホームページによっては、様々なシステムの組み込みがなされている場合があります。このシステム構築というのは大変複雑なもので、素人にはわかりにくいものです。しかし、その後の作業のしやすさに大きく影響してきますので、わかりやすい説明をきちんとしてくれる会社を選ぶようにしましょう。

 

 

⑨ 総合的な提案ができるかどうか

 

現在は、より集客効果を上げるためにホームページ以外の媒体とも連携した広告戦略が主流になってきているようです。連携することでそれぞれの媒体が相乗効果を発揮し、最終的な目的を達成できる確率が高まることが実証されているからです。そこでホームページのことだけではなく、それぞれの媒体の特徴を把握し適切な提案をしてくれる会社は、企業サイトの運営をよく理解している会社であり、依頼する側のメリットも大きいと思います。

 

 

⑩ 要望にきちんと答えてくれるか

 

一部のデザイナーの中には、プライドが高く自分のデザインを最高のものと思っているため、要望や修正依頼に応じないという人がいるそうです。そのため、度々クライアントとの間で摩擦が起こります。ウデは良くても、取っつきにくかったり、コミュニケーションがうまく行かなかったりするような会社とは後々面倒ですので避けたほうが無難かもしれません。

 

 

⑪ 自社のお客さんをホームページで開拓しているか

ホームページを作成する目的が、ホームページを活用して「顧客開拓」をすることや「売上アップ」を図ることだと思います。すると、ホームページ制作会社もビジネスにつながるようなホームページを制作するノウハウを持っているかと言うことが重要なポイントになるわけですが、そのユニークな判断の仕方として、ホームページ製作会社自身が自らのホームページを通して新規のお客さんを開拓しているかという見てみるという方法があります。

 

たとえば、ホームページ制作会社に「御社は新規のお客さんを、どのように開拓していますか」と尋ねてみます。この質問に対して、「会社のホームページを通して、新規のお客さんを開拓するケースが多いですね」というような答えが返ってくるならば、その会社は信頼できるでしょう。

 

 

⑫ WEB標準のXHTML/CSS(スタイルシート)での制作をしているか

 

最近のホームページは従来のHTMLでの制作から、XHTML+CSSに作り変えられて来ています。というのは、検索エンジン上位表示に有利と言われているからです。2005年後半くらいからは大手企業のサイトも次々にXHTML+CSSに切り替えているようです。

 

今までのHTMLの制作でホームページを制作すると、やがてXHTML/CSSに作り変えないとならなくなる可能性もありますので、新規にホームページ制作する際はXHTML/CSSで制作する会社でホームページを制作したほうがよいでしょう。

 

【注意点】

 

 

① 初期費用0円に注意

 

初期費用0円といううたい文句をときどき目にします。初期費用が0円というのは魅力的ですよね。しかし、少し注意が必要です。特にその後リース契約を勧めてくる事業者は注意しましょう。というのは結局、初期費用が0円でも、その後に毎月のリース金額を支払わなければならないとしたら、結局高価な制作費用を支払うことになるからです。

 

 

② ホームページ作成の実績数を強調しているPRに注意

 

「ホームページ作成実績1000社以上!」というように、ホームページ作成の実績数を強調しているPRに注意しましょう。というのも、その実績の多くは販売代理店が売っていて、ホームページ作成業者はほとんど営業を行っていないことが多いからです。このような場合、営業マンと作成者との間にギャップが生じるために、お客さんと業者との「言った」「言わない」のトラブルが頻繁に起きようです。

 

 

③ 制作事例を見る場合、トップページ以外のページにも注意

 

Yahoo!Googleなどの検索エンジンをしてヒットしたページというのは、必ずしもトップページを訪れるとは限りません。つまり、すべてのページが入り口ページとなる得ます。そうした場合、せっかくきれいなトップページが作成されていても、もし他のページがきれいに作りこまれていなければ、ユーザーは足を止めてはくれません。

 

したがって、トップページ以外のページも、ユーザーにとって使いやすく、見やすく、丁寧なページである必要があります。残念ながら、トップページはきれいに作りこまれていても、2ページ目、3ページ目以降になると、途端に雑な作りをする会社は注意しましょう。

 

 

④ SEOの成果報酬型に注意

 

SEOの成果報酬型というのは、キーワード検索で上位に表示されたときに課金されるシステムで、依頼する側としては、成果があがらないのにお金を払うのはいやですから、ありがたいと感じるかもしれません。しかし、上位に表示されなければ意味がありません。実は、製作会社では内心は「難しい」と思っているキーワードでも「大丈夫ですよ」と受けてしまうことが多々あるようです。なぜなら、別に上位に上がらなくてもお金はもらわないので文句も言われないとの理由があるからです。成果報酬型のサービスを利用される場合は、この点を十分理解しておくことをお勧めします。

 

 

⑤ 制作会社の規模に注意

 

大手制作会社は、信用と安心がありますが、制作自体を下請けに任せるところが多くなっています。結果何が起こるかと言いますと、その分のコスト増や修正に融通がきかなくなる、あるいは、会社同士の打ち合わせ時間もあるため制作期間が長くなったりします。

 

 

⑥ ホームページ設置の名義に注意

 

ホームページ制作会社へプロバイダ登録から管理まで委託した場合、ホームページの開設手続きを全て制作会社名義で行っている場合があります。そうなりますと、ホームページを自由に編集できなかったり、他の制作会社へ管理を移管できなくなる可能性があります。さらに納品後に支払が続く場合は、アドレスを含めたホームページ移転をしない限り、永久に料金を支払続けることにもなりかねません。

 

 

⑦ 料金の計算方法に注意

 

たいていのホームページ制作会社の場合、基本料金があり、1ページ増えるごとに課金されるシステムになっています。したがって1ページあたりの料金が高いと、ページ数が増えれば増えるほど総額が大きなものになってしまうので注意が必要です。


また、ディレクション費、デザイン費などの専門用語を使い、料金を高く設定しているところは、料金の計算方法が明確でない可能性がありますので、きちんと見積を取り、料金を確認したほうがよいでしょう。



⑧ 制作会社にサーバー代金を請求に注意

 

時々、無料ホームページ作成し、月々数千円のサーバー代だけでOKというホームページ制作業者があります。一見安く感じるからもしれませんが、サーバー代金が月々数千円も普通はかかりません。レンタルサーバーは月々数百円で申し分ない性能のレンタルサーバーが借りられます。月々数千円も払うと、5年も経つとすぐに10万円を超えてしまいます。このようなホームページ製作会社は、レンタルサーバー会社から月々のキックバックをもらう仕組みのレンタルサーバービジネスと思われますので注意しましょう。